さぁ、みなさんご一緒に~!

一生の課題2008年07月09日 12時28分

去年の春まで、知的障害のある子どもたちが
放課後を過ごすサークルに関わっていたのだ
けれど、あの子たちはどうしているかねぇ…?
なんて、一緒に参加していたパートナーとは
たまに話をすることがあった。
そうしたら今日、そのときの世話役だった人と
出先でバッタリ!

「将来を思ってNPOを立ち上げたんです…」と、
彼女は屈託を抱えたような顔で言う。
色々と考えてはみるものの、子どもたちにどうして
やるのがいいのか、悩みが尽きないと、うつむく。

続けていれば、きっといい方へ向くよ…とは
言ったものの、どうしたって時間がかかるよね。
で、仕方なく私にもそうした弟がいること、両親は
歳をとっても彼のことをずうっと考え続けていること、
私も姉の立場でどうするのがいいのかわからなく
なるときがある…なんていうことを白状した。
彼女はちょっとびっくりして、
「ウチだけじゃないんですね…」と言っていた。

そうそう、ウチだけじゃない。これは終わりのない
一生の課題だよね。悲しいけれど。
自分のことだけ考えていられるなら、どれだけ
いいことか!(←私の最大の本音)

「元気であればいい」とか「素直でかわいい」なんて
知ったような顔して言う人がいる。冗談じゃない。
現実は、冷たい生きにくい社会で生きていかなきゃ
ならんのだ。政治の冷たさもさることながら、もっと
身近な周りの人々の目が、なんと冷たく無理解で
あることか。

な~んて、今日も辛気臭い話になっちまった。

参考までに↓
http://mini-suke.asablo.jp/blog/2007/03/09/1245616