さぁ、みなさんご一緒に~!

孤独死2007年12月01日 14時29分

救急隊が入っていった

なんだかなぁ…ウチの界隈はこの頃どうなっちゃってんだろ?

向かいの家には、もう何年も前から男性が一人暮らしでいた。
見るからに具合の悪そうな感じだったんだけど、造園の会社で
仕事をしていたらしい。

今日の昼間、その造園会社の社長という人が、男性が
仕事に来ないので迎えに来てみると、テレビがついた
ままで息がないと、ちょうど庭に出ていた父に言ったそうだ。

まず救急車が来て、それから警察の車が来た。
ストレッチャーや機材を持った救急隊が入っていったが、
ほどなくして帰ったようだ。それからしばらくして我が家にも
制服を着たおまわりさんがやって来た。
家にいたのは私だけだったので、質問を受けた。
・普段、近所付き合いをしているか
・男性を最後に見かけたのはいつか
・男性が付き合いをしていそうな人を知っているか

歳は60くらいらしいけれど、もっとずっと老けて見えた。
何年か前の一時期、女の人が出入りしていた覚えも
あるけれど、それも長くは続いていなかったと思う。

その60年のうちには、彼にもいい時期があったと思いたい。
そうでなきゃ、あまりにも寂しすぎるもの。

テレビのニュースや新聞で『孤独死』という記事はよく
目にするけれど、大きな団地の一室でとか、もっと都会での
できごとというイメージだった。
一人暮らしなら、どこにでも起こり得ることなんだよね。