また一つ減ってしまった ― 2007年03月09日 21時57分
知的障害を持つ子どもたちのサークルでリトミックの
指導を頼まれたのが2001年秋だった。
相棒と二人で引き受けたはよかったけれど、実際は
手探り状態だった。45分をテンポよく運べるようになる
のには、色々と試しながら、ずいぶんと時間を要した。
いつのころからか子どもたちもお母さんたちも、楽しん
過ごしてくれるようになっていた。私たちも余裕を持って
子どもたちに接することができるようになった。
でも、ここでも自立支援法というものの影響が少なか
らず出始めた。サークルの運営がたちゆかなくなった
のだそうだ。サークルは今日で解散となった。
子どもたちの行き場が、また一つ減ってしまった。
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