さぁ、みなさんご一緒に~!

20年ぶりの復活なるか?2009年11月23日 10時59分

じわじわ~

画像は、私には二代目の万年筆のペン先。
20年ぶりの復活を果たすべく、コップの水に
浸して今日で三日目。黒く見えるのは、ジワジワ
しみ出す古いインクである。

つい先週のこと、受け取った品物に添えられた
一筆箋には、とても丁寧できれいな文字が並んで
いた。上品なインクの色で、万年筆だった。
面識がないというのに、私はその文字の主に
お願いごとをしたのだった。

お手軽なボールペンで、メモ用紙に走り書きだけ
でも貴重なメッセージと思えるのだけれど、やはり
受け手を思えば、こうした気持ちの豊かさを持ちたい。

大げさでなく、経験したことのない種類の感激を
味わった…というのは多分、万年筆で丁寧に
したためられた、というだけのことではない。
ほんの数行の一筆箋が、面識のない人物に対して
でも気持ちを込めて、それだけの時間を費やして
くれたということが伝わってくるものだったからだ。

これだから、人との出会いは嬉しいものだ。

20年前はあまり仲良しになれなかった二代目だ
けれど、今度はもしかしたら…と思う。