じゅんちゃんの気まぐれぶり日記

今日は日食が見られるということで、何日も
前からワクワクドキドキだった。
あ、もちろん、家の庭で空を見上げるだけの
ことなのだけれど…。

今日に備えて、大きな声じゃ言えないけれど、
バイトも「どうしても都合悪いです」と言って、先月の
うちからカレンダーに大きなバツを書き込んでおいた。
『日食メガネ』は、両親と私の分を今月はじめに入手。
台所のホワイトボードに食の始まりと最大食と終わりの
時刻を書いたのは昨夜である。

ところが、起きてみたらどしゃ降りだもんねぇ！
朝の９時、弟が出勤するのをミニもつれて駅まで送り、
その足で隣の市との境にある公園まで足を延ばした。
ミニはカッパを着て、私は傘をさしての散歩である。
貸切状態だったので、ミニを放してしばしの条例違反。

そうしたら、雨が止んで日が射してきたじゃないの！
慌ててミニを呼んで大急ぎで帰り、庭に椅子を出して
『日食メガネ』を握りしめて空をにらむ。

雲が多くて、たまにチラッチラッとしか見えなかった
けれど、それでもずいぶん欠けた太陽が見られた。

私が過去に見た日食でいちばん印象に残っている
のは、1981年の部分日食。このときも夏休み中で、
最大食が60％ほどだったと思う。
学校の屋上で、あの日もとっても興奮してたなぁ…と、
30年近くたった今日も、ほとんど変わらない気持ちで
空を見上げていることに驚くやら呆れるやら。
ぜんぜん進歩してないってことだもんね。