サッカーのこと① ― 2007年07月22日 15時12分
昨日のサッカーアジアカップ・オーストラリア戦は
心臓バクバクだった。
とりたてて熱心というわけではないのだが、野球もサッカーも
時間があればテレビ観戦するし、新聞の記事を読む。
サッカー日本代表のイビツァ・オシム監督には興味が尽きない。
彼に関する本はこの他にもたくさん出ているけれど、この本は
何度読み返しても考えなければならないことが多く、他までは
手が回らないというのが正直なところ。
日本ではそんなこと考えようもないけれど、ひとたび世界に
目を向ければ、サッカーは単なるスポーツじゃない。政治や
民族の問題が複雑に絡み合っていることがわかる。
オシム監督がくぐり抜けてきた「これまで」は、平和な世界しか
知らない私がこの本を何万回読んでも、本質を理解することは
できないだろう。
PKはロッカールームで結果を待つという彼のスタイルも、ただ
単に「見たくないから」というのではない。そのことの書かれた
くだりを読むと、毎回気が重くなる。
サッカーのこと② ― 2007年07月22日 15時40分
先週、「今月末のピアノのレッスンは休むよ」と言っていた
Yが、今週になって「やっぱり来るね!」と言う。母親からも
説明のメールが来た。
「サッカーの合宿に行かないことになりました」とのこと。
行かないとCランクに落とされるって言ってたじゃん?と言うと、
みんな行かないから、みんなCランクになって、その中から
次のメンバーが決まるから、行っても行かなくても同じでしょ、
という答え。はぁ、ナルホドね。確か合宿先は大阪ってこと
だった。遠いし費用もかかるもんね。
現在小学5年のYの頭の中には、自分がいつの日にかカシマ
アントラーズで活躍する姿が組み込まれているらしい。
先日も私に「せんせー、カシマスタジアムは遠いかな?」と言う。
せっかくなので「そぉね、フクアリにしてくれる?」と答えると、
「じゃあジェフ戦だね、チケットあげるからさ!」と、ノリノリ。
彼がいくら頑張っても手の届くような世界じゃないだろうけど、
そして多分、彼もそれはわかっているんだろうけど、それでも
なお張り切っていられるものがあるのはいいよね。
ふふふ…ホッペに『Y』とペイントなんかしてスルドを
打ち鳴らし、スタンドで応援の輪に加わる自分の姿は、
想像するに難しくないものだと気付かされたのである。
Yよ、フクアリのスタンドのイイトコね、頼むよっ!
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