サッカーのこと① ― 2007年07月22日 15時12分
昨日のサッカーアジアカップ・オーストラリア戦は
心臓バクバクだった。
とりたてて熱心というわけではないのだが、野球もサッカーも
時間があればテレビ観戦するし、新聞の記事を読む。
サッカー日本代表のイビツァ・オシム監督には興味が尽きない。
彼に関する本はこの他にもたくさん出ているけれど、この本は
何度読み返しても考えなければならないことが多く、他までは
手が回らないというのが正直なところ。
日本ではそんなこと考えようもないけれど、ひとたび世界に
目を向ければ、サッカーは単なるスポーツじゃない。政治や
民族の問題が複雑に絡み合っていることがわかる。
オシム監督がくぐり抜けてきた「これまで」は、平和な世界しか
知らない私がこの本を何万回読んでも、本質を理解することは
できないだろう。
PKはロッカールームで結果を待つという彼のスタイルも、ただ
単に「見たくないから」というのではない。そのことの書かれた
くだりを読むと、毎回気が重くなる。
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