さぁ、みなさんご一緒に~!

今日は『浜千鳥』2008年05月26日 15時28分

浜千鳥 
 青い月夜の 浜辺には
 親を探して 鳴く鳥が
 波の国から 生れでる
 濡れたつばさの 銀の色

 夜鳴く鳥の 悲しさは
 親を尋ねて 海こえて
 月夜の国へ 消えてゆく
 銀のつばさの 浜千鳥

大正8年11月『少女号』に発表
作詞 鹿島鳴秋(かしまめいしゅう)
作曲 弘田龍太郎(ひろたりゅうたろう)

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きれいな曲で、発表された時代にはモダンな
感じがしただろう。それで高齢の方の施設に
伺う折りにもよく使っていたのだけれど、
あるとき最前列に座った方が「悲しい歌だね…」と、
ポツリとおっしゃったことがあった。
歌詞をよく読みもしないでいたのだけれど、本当は
悲しい歌だった。

で、どうして今日は『浜千鳥』なのかというと…。

今日は、日本海中部地震の起こった日だから。
今年で25年になるそうだ。

あの地震で、秋田県の男鹿半島の海岸に遠足に
来ていた小学生13人が、津波にさらわれてしまった。

このうたの通りじゃないか…と、勝手に思うのである。

このたびの四川大地震でもミャンマーのサイクロン
でも、たくさんの犠牲者が出た。私の中では、どうして
もこのうたがかぶるのである。