おーじんじ…の心境 ― 2006年12月04日 13時56分
バイト先で、今年6月に正式採用されたハタチのお嬢ちゃんも
そろそろ半年がたつ。私が顔を合わせるのは月に3~4回
だけど、そのたびになかなか深刻なミスをする。
他にも「あの子、この前○○だったんだってぇ~」と、違う
場所でもウワサになるほどの失敗談を耳にすることがある。
先週、「そろそろ半年たつけど、どう?」と、聞いてみた。彼女は
静かにきっぱりと、「だめです」と言った。続けて、「向いてない
みたいです。バリバリ仕事するなんて、私には無理です」と、
唇をかみしめてうつむいてしまった。
「バリバリなんてしなくていいじゃないの。三年かけて色々覚え
たらいいのよ」と、わざとノンビリ口調で言ってみる。
彼女は「三年ですかぁ?」と、呟いた。
見ていると、彼女の上司である主任女史はものすごい早口で
ぱーーーーーっと説明をする。で、終わりに必ず「はい、じゃあ
頑張って!」と言いおいて自分の持ち場へ行ってしまう。
仕事とはそういうものかもしれないけれど、ミスの連発で自信を
なくしている若い子には、ちょっと不親切じゃないか?それに、
彼女はもう十分頑張っているんだろう。主任女史はそれこそ
バリバリの人だから、他人にもバリバリなんだね。もしかしたら、
能力を出せないでいる(あるいは少し足りない?)のなら、上司と
して何か気配りがあってもいいんじゃないのかなぁ?
結局は自分次第なんだけど、彼女がこれ以上落ち込まないことを
願うばかり。
バイトの分際じゃあ何も言えないけど、「おーじんじ」のCMを
思い出しちゃった。
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