さぁ、みなさんご一緒に~!

練習はあと二回2006年08月26日 16時37分

これは何の花?:公民館の裏庭にて

午後、公民館のサークル指導へ。
月に一度の活動なので、10月の公民館祭での発表まで、あと
二回の練習しかない。90分の間笑い声が絶えないが、私としては
本番まで少なすぎる練習で、ちょっと焦りもある。

会員さんは約30名。平均年齢は60代半ばだろう。
希望の内容が「童謡・唱歌に親しむ」ということで、選曲は大体それに
沿ったものでそろえる。
以前、お歳を召した方が私に「あなたのような方が先生だったら、私も
楽しく歌っていられたかもしれない」とおっしゃったことがあった。
彼女は、同じ町に古くからある合唱団に所属していたのだが、そこでは
楽譜が読めることが前提で、指導もとても厳しかったという。歌が好きな
のに、音楽の心得がないということでいづらくなり、辞めたのだそうだ。

今のこのサークルの指導を引き受けるときに、私は「彼女のような人は
決して出すまい」と、自分に誓った。
会員さんたちに常々くり返すことは、
・公民館に行って、うたでも歌ってみようというサークルであり続けること
・楽譜は確認と復習のために持つ
・専門用語で話さない
・でも、ある程度のレベルにはする
ということ。

この「ある程度のレベル」というのがクセモノ。
発表したときに、お客さまに「楽しかった、よかった」と言っていただける
ことが第一段階。あと二回の練習で、皆さまにそう言っていただける
ところまでいけるのかなぁ?ちょいと心配…。