圧力鍋の使い方? ― 2006年05月20日 15時35分
今日は5月最後のお茶の稽古。
お床に飾られた花は、テッセン。
お茶の先生はご主人との二人暮し。
共に80代で、お元気で何より。
本当は仲良しだが、ものの言い方にはお二人とも
遠慮がない。聞いているこちらの方がハラハラする。
先生が、テレビ・ショッピングで圧力鍋を買ったのに、
使い方がわからないとおっしゃる。私たちお弟子連中で
にわか料理教室となった。先生は、大きな声でご主人を
呼び、「あなたも聞いておいて」。ご主人は、聞かんでも
わかるよ、とブツブツ言いながらも座布団に座った。
先生は更に大きな声で「座布団はあなたじゃないのっ!」。
座布団はナベシキだったのだ。畳が傷むのを心配なさった
らしい。お茶室には不似合いな、大きな笑い声が響いた。
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