さぁ、みなさんご一緒に~!

頭の中は『軍艦マーチ』2006年05月14日 13時44分

photo by hide

<最初におことわりしておきます。私は、戦争は絶対反対>

仕事柄、色んなところでかかっているBGMについ耳がいって
しまう。今日はスーパーでかかっていた『軍艦マーチ』のトリコに
なってしまった。フルコーラスで聴いたのは、多分初めてだろう。
いやはや、名曲!
この曲の歴史はけっこう古い。瀬戸口藤吉(1860~1941)により、
明治30年に『軍艦』の題名で作曲され、海軍の将兵が歌うための
軍歌として歌詞も一緒に作られた。次いで明治33年に吹奏楽曲
に編曲されたので、私たちがたまに耳にする『軍艦マーチ』は
明治33年製ということになる。題名からして軍国主義を髣髴させ
るものであるし、戦時中はそれを目的に使われたであろうから、
一般的にいいイメージを持たれていないのも、いたしかたない。
不遇の名曲というところ。

あまりにも衝撃的なイントロと単純明快なテーマで、スーパーでは
お客の購買意欲を、これでもかというほどそそるのである。
今日のメダマは、ピーマンとパプリカの詰め放題だった。

コメント

_ hirosi ― 2006年05月14日 22時24分

戦争は反対、軍歌のメロディー賛成。私の大好きな作家で最近他界した、久世光彦の「マイラストソング」ー最後に何を聴きたいかーの中で、軍歌の素晴らしさを書いている。主として第2次大戦中に作られ、戦争謳歌、兵隊と国民を鼓舞する歌ではあるが、そのメロディーのよさ、歌詞の深さを考えれば、マイラストソングの一つであるという。そこでだ、数年前、私も日本コロンビア発売の「あゝ日本の軍歌」全5巻を買ってきた。懐かしい歌がいっぱい入っている。歌手も当時のなつかしい人が多く、西六郷少年合唱団なども澄み切った声で歌っていて、軍歌のメロディーの美しさをより引き立てているように思う。これからも時々聞こうと思っている。それにしても、久世光彦の文章はいいですよね。
長く書いてしまった、ゴメンナ!

_ hirosi ― 2006年05月14日 22時47分

私のhirosiからでもマイブログへ飛んで行くのでしょうかね。やりかたがよくわからない!もう一つ、カウンターはどのように?

_ じゅん ― 2006年05月15日 21時35分

ここで久世光彦さんのお名前が出るとは、ちょっと驚きでした。
勉強不足を白状しますが、そのような文章を
残されているとは存じませんでした。
久世さんというと、私は敬愛する向田邦子さんをすぐに
思い浮かべます。
向田さんの品格のある文章を原作に、久世さんの
抑えた演出で作られたTVドラマの数々は、
どれも印象深いものばかりです。

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