木を植えた人とその木を切った人 ― 2007年03月04日 14時53分
約30年前、そこに子どもの背丈ほどの木を植えた
人がいたと、彼女は誇らしげに言った。
向かい合っていた男性は「あ、大きくなりましたんで、
先日業者に頼んで切ってもらいました。明るくなった
でしょ!」と、嬉々として言った。
これは、ある小学校の校長室でのこと。
30年前に木を植えたのは初代の校長先生で、切ったと
喜んで言うのは、現在の校長先生。
同じことを言うのでも、何か配慮はできないものかね?
こういう人が小学校の校長先生だなんて、呆れるよりも
悲しくなる。
コメント
_ さえこ ― 2007年03月04日 20時44分
_ じゅん ― 2007年03月05日 14時37分
我が家のクロッカス、毎年咲いてくれるのですが
一つずつポロン…ポロン…と、なのです。植えたのは
同じ日だったのに、不思議です。
命の大切さや人を思いやる気持ちというものを育てよう
なんて言ってるのに、校長センセイがこれじゃぁなぁ…っ
て思っちゃいました。
一つずつポロン…ポロン…と、なのです。植えたのは
同じ日だったのに、不思議です。
命の大切さや人を思いやる気持ちというものを育てよう
なんて言ってるのに、校長センセイがこれじゃぁなぁ…っ
て思っちゃいました。
_ 蒼牡丹のお久美 ― 2007年04月08日 01時25分
この話で思い出した事がありました。
父が転勤族だった頃。父が仕事でかかわった某記念公園の開園記念植樹でもらった桜の苗があり、転々と引っ越す度に、ある時は庭に、ある時は団地の隅に植え替えて、大事に持ち歩いていました。
ある時、うちが引っ越した後に入ってくる人が知人だったので、そのまま桜を庭に植えたまま引越し、「後で取りにくるから」と一言残したにもかかわらず、1ヶ月後にバケツを持って取りにいった父に一言
「あー!ジャマだったんで、切っちゃった!」
バケツに根が入る程度の木だったのに…。肩を落とした父が気の毒で気の毒で。
ものすごくごぶさたな書き込みです。しかも1ヶ月前の日記にコメント残すなって(笑)
_ じゅん ― 2007年04月08日 21時26分
お久美さん、こちらからもごぶさたしておりましたっ!
いーの、いーの、1ヶ月でも2ヶ月でも!
こういう命のあるものへの対応で、人間性ってわかっちゃうものですね。
いーの、いーの、1ヶ月でも2ヶ月でも!
こういう命のあるものへの対応で、人間性ってわかっちゃうものですね。
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30年も生きてきた木を切っちゃうなんて、
その木をよりどころにしていた鳥や虫達もいただろうに・・
なんだか淋しいですねぇ。