さぁ、みなさんご一緒に~!

大きな楽しみだよ2006年08月29日 23時12分

8/17富士山六合目付近 : photo by hide

バイト先でのこと。
顔見知りでしかなく名前も知らないが、久しぶりに彼女を見た。
ベビーカーに乗った赤ちゃんは、ずいぶん大きくなっていた。
私が「わぁ、大きくなりましたね!」と言うと、彼女は「そうですね」と、
少し笑顔になった。「でも、あとどのくらい頑張ればいいのか…」と、
こちらを見た。彼女の困ったような目に戸惑ったが、私は「大きな
楽しみになりますよ、きっと!」と言った。彼女は大きく息をのみ、
「そう言っていただけると…ありがとうございます!」と、お辞儀をした。
子どもを持ったことのない私がそんなことを言っておこがましいこと
だったが、既に頑張っているのであろう彼女に、また更に頑張れとは
言えないし、「そうだよね…」と同調もできない。
彼女は日々の忙しさの中で、赤ちゃんが大きな楽しみでもあるという
ことを、つかの間忘れていたのだろう。ハッと思い出したらしい。
よかった、よかった!

コメント

_ lil'ill ― 2006年08月30日 19時31分

おそるおそる覗きにきてみました。お返事ありがとうございます☆

↑こんなふうに率直な気持ちを聞かされたとき、機転の利かない自分には、
とっさにじゅんさんのような受け答えはできないだろうなぁ、と思ったり。
ともあれ、たったひと言が大きな励ましになったことがすてきです♪

弟さんは、無事に面接を終えられたとのことでなによりです。
これからまた診断なのですね。たいへん!あちらの都合なのに...。
実は、精神疾患を患う人間が、親類に一人います(また私も、似たようなものです)。
彼女は、三十年以上仕事に就いたことはなく、デイケアにも参加しない、気難しい人。
つい最近の本人談…『90まで生きたい(まあ、なんてことを!)』のだそうで、
将来どうなんのかな??と、今から不安を募らせております。

わずかながら記事を拝見したところ、弟さんにはとても感心させられました。
だからお願いです、そんなに暗い気持ちにならないでくださいね☆
長々と失礼しました!

_ じゅん ― 2006年08月31日 14時05分

lil'illさん、こんにちは。
「おそるおそる」とのことで、そ~っとドアを開けて覗いてみるような映像が頭に浮かびました(笑)。

私が頑なになってしまっているのかもしれないのですが、少し前までは弟のことを
こうして表現することが、とてもいやでした。理由は、私が彼に対して抱えるモヤモヤを、
誰にもわかってもらえないと思っていた(いる)からです。
でも、こうして文字にすることで、自分の中のモヤモヤが整理されていくかな、とも感じています。

弟のことでコメントをいただけましたこと、とても嬉しく思っています。ありがとうございます。

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